ひぐらしのなく頃に 作品レビュー【★4】【不気味/考察が楽しい】

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基本情報

作品名 ひぐらしのなく頃に
ジャンル① 同人PCゲーム(選択肢無しのサウンドノベル)
ジャンル② ホラー、ミステリー
制作 07th Expansion(竜騎士07)
略称 ひぐらし

評価

総合評価 ★★★★ 時間を忘れて夜通し読み進めてしまう程、物語に引き込まれる。
ストーリー ★★★ 伏線や設定が練り込まれており素晴らしいが、本題に入るまでが冗長で苦痛。それを乗り越えたところに、相応以上の面白さと魅力が盛り込まれている。
キャラ ★★★★ 個性的で各個でしっかりキャラ付け・設定付けされている。ただし「オタク受け」しやすいキャラクターばかりなので、そういうのが苦手な人は受け付けられないと思う。
イラスト 「指が4本」はネットではあまりに有名。同人作品ゆえに商業と比較しようとするのは愚考だが、それにしても…というレベル。ただ作品に引き込まれていくと気にならなくなる。というか、この絵じゃないとしっくりこなくなる。なぜ?
設定 ★★★★★ 文句なし。深く解説すると全てがネタバレにつながるため何も書けないが、後編の「ひぐらし解」までプレイすることで、この作品の本当の面白さが味わえる。※後編レビュー記事
公式サイト http://07th-expansion.net/hig_gensaku
(07th Expansion 作品紹介ページ)

作品紹介


昭和58年初夏。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。

××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。

雛見沢村連続怪死事件
(1979年~1983年)

毎年6月の決まった日に
1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。

昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。

惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。

寸評

初作はもう15年くらい前の作品になるんですねー。
有名な同人ゲー「ひぐらしのなく頃に」の寸評です。

とある同人サークルから発表されたゲームですが
そこから口コミなどで人気を博し
CDドラマ、アニメ、商業ゲーム etc…
様々なジャンルへメディアミックスされました。

驚くべきことに、初作発売から15年経った今でも
ゲームの新作やパチンコやスロットなどの新台が出ていることです。

内容としては「かまいたちの夜」などに代表されるサウンドノベル。
作品紹介にある通り、劇中で引き起こされる連続怪死事件の真相を追う内容です。

プレイヤーは主人公視点で話を読み進めていきますが、途中に選択肢はありません。
そのため、マルチエンディングでもありません。

物語の流れを追っていって、そこから真相を考察していく…という楽しみ方をするゲームです。
「絵やBGMなどの演出が付加された小説」というイメージが、個人的にはぴったりです。

さて評価の項目にもあるように
この作品、設定や話がかなり作りこまれており
のっけから伏線が張られまくっています。

そのため、少しでもレビューでストーリーに触れようものなら
あらゆることがネタバレに繋がってしまうのです。

例えば、主人公は都会から田舎の学校へ転校してきたという設定で
転校先でとある部活に入部することになります。

仲間とその部活動をするシーンは
一見、本題に入る前の日常のコメディシーンにしか見えないのですが
ここにも重要な意味が張り巡らされているという。

とりあえず「ホラー」「ミステリー」「連続殺人事件」とかのジャンルが好きな人は
やってみて損は無い作品です。

それでは、なんとかネタバレしない範囲でレビューしていきましょう。

この作品をパッと見た時に、ほとんどの人が抵抗を覚えるのが
立ち絵などのイラストではないでしょうか。

私もそうでした。
友人から薦められて始めたのがきっかけなのですが
私もこのイラストが受け付けられなくて、なかなか始められなかったのです。

そしていざ始めてみると、起承転結の「起」があまりにも冗長。
舞台設定やキャラの魅力などを見せる場面として
物語の本題に入る前の日常シーンって物凄く重要だと思うんですが
「ひぐらし」は、あまりにも長すぎる。
特に第一話にあたる「鬼隠し編」は、めっちゃ長い。
もう覚えていないですが、最初の事件が起こるまでに数時間かかった記憶があります。

但し評価の欄で書いてある通り、それを乗り越えた先には急展開が。
日常系ギャグアニメにしか見えない日常に徐々に怪しい影が…

昨日まで笑い合っていた仲間が豹変。
神様の祟りを思わせる怪死事件の発生。
あるはずの死体がない。
死んだはずの人間が別の場所で目撃される。
etc…

ホラー系の謎解きが好きな人にはわくわくするワードが目白押しです。
ちなみに、これらの真相は「解凍編」で全て解説されます。
プレイヤーの解釈任せで、答えをぶん投げられることはないのでご安心を。

本作品は「出題編」と銘打っており
「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」の4編から成っています。
各編とも、前述の冗長な部分含めてボリュームたっぷり。
うろ覚えですが、早く読み進めていっても3~4時間くらいはかかったと思います。
ただ「暇潰し編」だけは、ボリュームが少なめで、やや短めで、本編の補足的な内容となっています。

「出題編」というくらいなので、ここまででは謎はほぼ明かされません。
「犯人は人か、祟りか、偶然か」という選択肢を与えられて終了。
この作品は「解凍編」の「ひぐらしのなく頃に解」まで含めて1つの作品と言えるでしょう。

「出題編」を終えてから「解答編」をやるまでの間が、このゲームをプレイしていて一番楽しい時間ですね。

レビューまとめ

絵柄や日常シーンのノリ・雰囲気で好みは大きく分かれそうなところ。
でもミステリー好きな人には絶対プレイして欲しい作品です。
ゲームをあまりやらない人でも、ただ読み進めていくだけなので、小説が好きな人にならお勧めできます。
小説とは違った、物語の面白さ・魅力を感じられると思います。

内容たっぷりで時間がかかるゲームなので、そこは注意です。

第1話の「鬼隠し編」は体験版として無料頒布されています。
スマホでもプレイできるので、気になった人はぜひDLを。
最後まで読めば、絶対に面白と思うはず!

体験版PC
体験版iOS
体験版Andoroid

続編「ひぐらしのなく頃に解」のレビュー記事はこちら

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