うたわれるもの-偽りの仮面- レビュー【★4】【感動/興奮】

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基本情報

作品名 うたわれるもの 偽りの仮面
ジャンル① 家庭用ゲーム機/PS4,PSVita
ジャンル② アドベンチャー+シミュレーションRPG
制作 AQUA PLUS
略称 うたわれ
公式サイト https://aquaplus.jp/uta/itsu/

評価

総合評価 ★★★★ 全3部の大作シリーズで戦記もの。第2部にあたる作品だが前作を知らなくても楽しめる内容。前作既プレイなら更に楽しめる。戦記物が好きで、パッケージの絵柄が好きならイチオシの作品。
ストーリー ★★★★★ 戦記物らしく重厚で、登場人物達の心情や関係も細やかに描写出来ている。徐々に話が不穏で暗い方向に向かっていくが、悪い意味で重苦しく感じる雰囲気は無い。感情移入しやすく読み進めやすい展開。
キャラ ★★★★ 登場人物は個性が立っており、敵味方共にそれぞれの魅力や愛嬌がある。絵はこのメーカー従来通りの高クオリティでお色気シーンも多め。萌え要素が多いため、苦手な人は苦手かも。
ゲームシステム ★★★ AVGとシミュレーションの繰り返し。AVG部分が多くて、しかも日常系のシーンが多めなので、話の展開に焦れることも。シミュレーションは3Dのステージ上で各キャラを動かして敵を撃破していくもの。及第点だが、難易度が低めで少々手ごたえに欠ける。
音楽 ★★★★ シリーズを通して主題歌を歌っているSuaraさんの歌は文句なし!その他のBGMは良くも悪くも平均点といった感じ。個人的に戦闘BGMとギャグBGMに一つずつ印象に残ったBGMがあった。
その他
戦場の最前線で化け物とか化け物みたいな男と対峙するこちらのメイン戦力は大半が女性キャラ…。ていうか強敵も女性キャラや美形ショタが多い。基本ギャルゲーだから、そこを気にしたら負け。モブ敵兵種の一つに、めちゃくちゃ不気味な外見なのに、めっちゃくちゃ萌え声なのが草。

作品紹介

寸評

※管理人はクリア済み。未周回プレイです。

元祖というか、1作品目は18禁美少女ゲームだった「うたわれるもの」。
その第2部にあたる作品が本作となります。

1作目は私は未プレイでアニメ知識のみなのですが
内容に「そういったシーン」はほとんど無かったようです。
ストーリーやゲーム性の面白さで人気を博し、PS2などへも移植されました。
最近ではVitaへの移植もしていたりします。(最近って程でもないですが)

そんなこんなで、美少女ゲームをベースにした戦記物のシミュレーションゲームという
異色っちゃ異色のゲームかもしれません。

「美少女ゲームをベースに」とは書きましたが
恋愛ゲームにありがちな愛情度とかそういった要素はありません。
AVGの部分が多いのは多いのですが、プレイヤーは基本的に物語を読み進めるだけ。
選べるのは、どのシーンから見るかという順番くらいで、選択肢もありません。
ですので、物語は一本道。分岐やマルチエンドなどもありません。
ここは良くも悪くもといった部分になりますかね。

シミュレーションパートは、タクティスオウガに代表されるような
出撃メンバーを決めて、3Dマップ上で動かして敵を撃破していくタイプ。
このゲーム独特の「連撃」というシステムがあります。

これは、敵に攻撃する際にタイミング良くボタンを押したりすることで
次の攻撃へ繋げて、ダメージや効果を大きくすることが出来るシステムで
単純なシミュレーションで冗長にならないよう、良いスパイスになっています。

これが適度にアクション性があって、成功した時はなかなかの爽快感。
そこまで難しくなくサクサク決まるので、結構楽しい。
ただアクションが苦手な人は、ちょっとだけ難しく感じるかも。

本作はシミュレーションパートは少な目です。
大体の印象ですが、AVG:SMLは7:3くらいの割合じゃないでしょうか。
どちらかというと、本作の魅力は読み進めるだけのAVGパート
すなわちストーリーにありますね。

物語開始時は素寒貧状態な主人公ですが
仲間を増やしながら信頼と実績を得ていくなかで
徐々に戦争に巻き込まれたり、世界の謎に迫ったり…という
戦記物のオーソドックスな感じで話が進んでいきます。

次回作(第3部)がある前提なので、話の進みは遅め。
その分、じっくりとそれぞれのキャラについての掘り下げが出来ていて
ラストの悲しく感動的な展開へとつながっていきます。

キャラの掘り下げに時間をかけているため、日常シーンが多い。
そのため話が中々進まず、だるくなることがあったのが難点かな。

世界観はアイヌ文化をモチーフにしており(Wikiより)
そこに暮らしている人達の生活・文化など
そういった雰囲気がよく作れており、面白いです。

ストーリーや世界観も良いのですが
何といっても、主人公のハクとヒロインのクオンが良い!

主人公ハクは、いわゆる「主人公らしからぬ主人公」。
軟弱、怠け者、酒好きだけど要領や頭が良いといったタイプ。
声優は野原ひろしでお馴染みの藤原啓二さんですが
これがまたいい味を出してます。

対するヒロインのクオンは、「面倒見いいお姉さん」。
しっかりした性格で、記憶喪失のハクの面倒を見ようとするとても良い子。
だけど、大食いだったりお風呂好きのあまり男性陣の前ですっぽんぽんになるなど
抜けたところもあるのが、またいい。
ちなみにこちらの声優は種田理沙さん。
柔らかい声調が、クオンの優しい性格と非常にマッチしていて、こちらも良い感じ。

その他でも、シリーズを通してOPを担当しているSuaraさんの曲など。
ゲーム版・アニメ版どちらも、作品の雰囲気にマッチしています。
特にアニメ版の曲がゲームの熱い場面で流れたりすれば
それはもう、テンションダダ上がり!
劇中に主題歌が流れる作品は名作だって、はっきり分かんだね。

とにかく、非常に魅力溢れる作品です。

ゲーム版OP ヌエドリ

アニメ版OP 不安定な神様

レビューまとめ

全3部作という構成を取りつつも、前作を知らない人でも気軽に遊べるので
どんなプレイヤーでも入りやすいのがまず良点。

ただ次回作前提のため、話は「これから盛り上がるぜ!」ってところで終わります。
買っている方もそれを承知で買っているはずなのに
この終わり方だと、「こんな所で終わらせやがって」って感じになります。
何ともいえないのですが、それくらい話に引き込まれるってわけです。

シミュレーションゲーム好きな人なら「絶対買い!」の作品。
と言いたいところですが
美少女ゲーのため硬派なプレイヤーは受け付けられないかも。
でも、それだけの理由で避けてしまうのは、ちょっと勿体ないな~と思います。

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