甘城ブリリアントパーク レビュー(原作ラノベ)【★5】【超絶お勧め!】【笑える/萌え】

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基本情報

作品名 甘城ブリリアントパーク
ジャンル① ライトノベル
ジャンル② ファンタジー,コメディ
出版社 富士見ファンタジア文庫
著者/イラストレーター 賀東招二/なかじまゆか
公式サイト http://amaburi.jp/

評価

総合評価 ★★★★★ ギャグと萌えが融合した最高傑作コメディもの。意外にストーリー本筋も設定が練られており、読み応え抜群!
ストーリー ★★★★ 洗練されたギャグが何といっても最大の魅力。しかもただのギャグ作品ではなく、「寂れた遊園地に人を集める」という分かりやすいテーマに沿って展開されるストーリーは、思わず主人公達を応援したくなる。
キャラ ★★★★★ 神。イラストは典型的な萌え絵で可愛くて、無意味な露出が少な目(でも露出自体は多い)なのが個人的に好印象。それぞれのキャラ設定が強烈で、その設定を活かしたコメディは笑わずにはいられない。大笑いというよりは、思わずクスリと笑う展開が絶えない。
文章 ★★★★ この作者さんの文章は安定して読みやすい。専門用語なども少な目だし、出てきてもスッと入ってくるので理解しやすい。

作品紹介


主人公・可児江西也は、放課後の教室で美少女転校生千斗いすずに
こめかみにマスケット銃を突き付けられながら、デートに誘われた。

連れてこられた先にあったのは「甘城ブリリアントパーク」
ダメなデートスポットの代名詞として名高い遊園地だ。

バブル時代全盛期に建設され
休日の平均来場者数も3000人弱というこのテーマパークは
今、大きな問題を抱えていた。

”あと2週間で10万人を集客出来なければ即閉園”

園内のお城に住む”本物の”お姫様・ラティファの導きにより
西也は救世主として、テーマ―パーク再建の指揮を取ることになるが–?

寸評

それでは、作品のメイン舞台となるテーマパーク「甘城ブリリアントパーク」の
大人気のマスコットキャラの紹介をしましょう!

子供が大嫌いで酒好きな鬼軍曹
「お菓子の妖精モッフル」

別れた奥さんと裁判中の元ヤン
「音楽の妖精マカロン」

女性なら子供も熟女もお構いなしのガチクズ
「お花の妖精ティラミー」

……と、よくもまあこんな設定を考えられるなぁと思います。(褒め言葉)
というわけで、コメディ系の傑作「甘城ブリリアントパーク」のレビューです。

上に挙げた通り、メインマスコットキャラの3人でもかなり強烈な個性を持っていますが
基本、この「甘ブリ」のマスコットキャラは、どれも劣らずクセが強いキャラばかり。

その癖、外見はなかじまゆかさんが描く萌え可愛い外見をしているキャラが多く
そのギャップだけでも、笑えてきます。


↑例えばこんな感じ。
この可愛らしいのが、作品中最もクズなマスコット「ティラミー」
作品内の下ネタの9割を担います。

そもそも

・子供が嫌い
・仕事終わりに居酒屋通いで飲んだくれる
・酔った勢いで店員にセクハラ
・仕事の愚痴でくだをまく

これ、全部子供に夢を与えるテーマパークのマスコットキャラの設定ですよ?
普通、思い付きます?
やっぱ、この作者さんは天才ですね!(断言)

そう、この作品の原作者は前回レビューしたフルメタル・パニック!
同じ作者の賀東招二さんです。

ハードコアなミリタリーアクションとは全く毛色の違う作品となりますが
もはやギャグに関しては、フルメタを軽く凌ぎます。

この作品の魅力は、何と言っても登場キャラたちの個性の強さ。
それによって織りなす、様々なドタバタコメディです。
本当に、「よくそんなこと思いつくな」という展開やネタが満載!
知っている人は思わずクスリとしてしまうパロネタもあります。

併せて、なかじまゆかさんの描くキャラは可愛く
さっきも書いた通り、この可愛さと中身のミスマッチ具合が
良い意味でギャグの化学反応を起こしており、本当に笑かしてくれます。

女の子キャラも萌え萌えしていて可愛いです。
こちらは外見にギャップがあることは少なく、割と正統派。
不愛想でツンデレな美少女転校生。
身体が弱く健気で薄幸なお姫様。
チームのリーダー的な優等生 ……などなど。

だからといって一話完結型のギャグ作品ではなくて
なかなかの設定があり、それなりに重いテーマ・目的を追った物語が展開されます。

普段は馬鹿でクズな遊園地のマスコットキャラ達も
実は共通する真っ直ぐな思いを持っていて
これまた意外に熱い展開を見せたりする場面もあります。

強いて言うなら…というくらいの、不満点も無いです。
ストーリー良し、キャラ良し、ギャグ良しの正に最高傑作です。
コメディやギャグが読みたい時には、間違いなくお勧めできる良作。
いや、神作ですね。

レビューまとめ

寸評通り、全ての要素において高水準を満たしている。
コアなギャグネタがありつつも、万人受けする笑いを期待できる作品。

注意点としては、あくまでギャグメインの作品ということで
王道熱血感動ストーリーに期待しすぎると肩透かしを食らうかも。
……ただ、最新刊8巻で、今後ちょっとシリアスな雰囲気になりそうな空気が…?

ちなみにフルメタに出てきた「ポン太くん」をモチーフにしたキャラがいます。
フルメタを知っていると、更に楽しめるかも?

レビューした作品の購入はこちらから!

甘城ブリリアントパーク1
著者:賀東招二 イラスト:なかじまゆか
KADOKAWA / 富士見書房
ジャンル:ライトノベル
580円 (税別)

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