ノーゲーム・ノーライフ2巻 レビュー【★4】【熱い/笑える】

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基本情報

作品名 ノーゲーム・ノーライフ(2巻)
ジャンル① ライトノベル
ジャンル② 異世界転生、コメディ、ゲームバトル
ファンタジー
出版社 MFJ文庫
著者/イラストレーター 榎宮祐/(同)
略称 ノゲノラ

評価

総合評価 ★★★★ 話のスケールが広がり、バトルの内容もより緻密に、より派手に! 次巻への引きも良く、先がとても気になる展開。1巻よりも更にノゲノラの世界にハマること間違いなし!
ストーリー・設定 ★★★★ 主人公・空の価値観や心情の描写が色濃く描かれている。普段のおちゃらけた態度と内面の熱さのギャップが恰好良い!また今巻より国の内政や国家間の外交などの描写も出てきており、ノゲノラの世界観に深みが増していきます。バトルは相変わらず駆け引きメインの頭脳戦。と思いきや、ド派手な展開が繰り広げられて読んでて楽しかったです。ただ専門的な知識・用語が立て続けに出てきたので、ちょっとついていけなかったです…
キャラ ★★★★ 前回は「お寒い」と低めの評価だったが、2巻で空の熱さを知ると、めちゃ格好良く見えてきます。どんなに絶対絶命で危機的状況でも、ふてぶてしく余裕の笑顔を浮かべて敵を負かせていく姿は格好良すぎる。あとヒロイン?のステフの「真面目な努力家だけど報われない」キャラが個人的に高ポイント
文章 ★★★ 前回と大きくは変わらず。漫画的な読みやすい文体が良。やはり、文字を大きくする演出は気になる。あと、今巻はなんだかやたらと改行が多いのが気になった。

作品紹介


『ノーゲーム・ノーライフ 2』
ーゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようですー

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる
天才ゲーマー兄妹・空と白。
”神”を名乗る少年に”ゲームで全てが決まる世界”に召喚された二人は
瞬く間に人類種の王座につき
異界の知識で内政を固めて、次の得物を狙っていた。

『東部連合』--世界第三位の大国。
獣人種…つまり獣耳少女の国。

「よしそれだとその楽園は俺のもんだ獣耳っ子達を制服しに行くぞッ! 今! なう!」
「心が読める相手にどうやってゲームする気ですのよ! 落ち着きなさいな!」

ついに異種族とゲーム開始ーー!

”最も新しき神話”の人気ファンタジー第二弾!

2巻裏表紙より引用

寸評

異世界ゲームバトルファンタジーの第2巻!
「ノーゲーム・ノーライフ2巻」の原作ラノベレビューです。

いやー、感想としては一言!
面白かったです!(小並感)

もともと1巻から、作品やキャラの雰囲気は割と好みだったんですが
2巻で世界観設定やら、主人公・空のキャラの深みがある展開があり
ますますノゲノラの世界にのめり込んでいきました。
あっという間に読めてしまいましたね。

さて、前巻で人類種の王に君臨した空と白ですが
人類種はこの世界に住む種族の中で序列最下位の上
領土もわずかな一地域を残すのみで絶滅の危機に陥っています。

そんな窮地からの国を立て直しつつ、他種族への対抗手段を探ります。

この作品の面白いのが
この世界はゲームで全てが決まる世界。
主人公達は現実世界では天才ゲーマーとして伝説となるほど。
しかし異世界の人類種以外の種族はスペック的に人類種を圧倒しており
いくらゲームといえど、真っ向勝負では相手にすらならない。

こんな設定の上で、主人公は得意の駆け引きやハッタリで
相手を自分の得意分野に引き込んで、勝負をしかけていきます。

そのための張り巡らされた伏線の数々。
入念な準備や情報の獲得。
出来るだけ運やランダムの要素を排することで
「弱者が強者」に「勝つべくして勝つ」という展開を見せてくれます。
才能や実力に任せて無双する作品にはない、格別の爽快感があります。

「運は存在しない」
「知っているか知らないかだけ」
「勝負は始めから決まっている」

これは作中に出てくる主人公の言葉ですが
きっぱりとした自身の哲学に従って勝利を収める姿は
見ていて恰好良いですし、引き込まれていきますね。

また今巻の中では
主人公・空の、人間に対する考えや妹・白への思い
その他『ゲーム』についてなど、自分の価値観や考えが出てくるシーンがあります。

普段はおちゃらけていてクズ人間っぽい言動が目立つ空。
でもこの信条が、「愚王」と世間から蔑まされていた前王の孫である、ヒロインのステフに肩入れする動機に繋がっており、かなり熱いシーンです。

それでいて、空は正義のために行動するヒーローではなく
行動原理はあくまでも『ゲームを楽しむため』というのが良いですね。
その行動の結果が善行につながっているのが、天才肌っぽい感じが出てる。
「なんだかんだでいい奴じゃん」的な要素も良いですね。

おそらくはメインヒロインであろうステフの作品内の立ち位置も
2巻から明確になっていきます。

一生懸命頑張ってるんだけど、ちょっと頭が足らなくて報われないキャラ。
大好きです(ド直球)。

ただ報われないキャラはコメディシーンのみにしてもらって
今後シリアスパートで、本格的に不幸な目にあわないで欲しいなぁと
個人的に思っていたりします。

レビューまとめ

1巻からスケールが増し、キャラや世界観に深みが出てきた2巻。
よりノゲノラの世界を楽しめる内容になっています。

プロローグが終わって、ようやくアクセルを踏み始めた感じですかね?
次なる敵である『東部連合』との戦争を前にした3巻への引きも
続きへの期待感が煽られます。

ここまででも充分面白いけど
今後ももっと面白くなっていく予感です。

レビューした作品の購入はこちらから!

著者:榎宮祐/イラスト:榎宮祐
KADOKAWA / メディアファクトリー
ジャンル:ライトノベル
580円 (税別)

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