ダンガンロンパ レビュー【★4】【キャラゲー/ミステリー/法廷バトル】

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基本情報

作品名 ダンガンロンパ
ジャンル① 家庭用ゲーム機/PS4,PSVita
ジャンル② ハイスピード推理アクション
制作 SPIKE CHUNSOFT
発売日 2017年5月18日
公式サイト ダンガンロンパ1・2 Reload 公式サイト

評価

総合評価 ★★★★ 秀作。15人以上もの主要登場人物が存在するが、どのキャラも個性がとがり過ぎていて、すぐに誰が誰だかを覚えられるくらい強烈。特に進行役のモノクマはCVが、あの大山のぶ代ということもあり、どうしてもどら〇モンを彷彿させる。(あせての伏字)
ストーリー ★★★ 細かいところでの意外な真実やどんでん返しはあるが、総合的にはそこまで意表を突かれるような展開は正直なかった。とはいっても、ラストに明かされる世界観設定や黒幕などには唸らされたので、充分プレイヤーが楽しめるレベルの伏線などは練られている。犯罪のトリックなどの解明は、やや簡単め。各章の処刑ムービーは必見もの。
キャラ ★★★★★ この作品の最大の魅力。とにかく強烈な個性のキャラ達が織りなすストーリーやギャグ。特に緊張感満点のシーンのはずなのに、色々なパロネタを入れていて、笑えると同時に不気味な作風が強烈に印象づけられる。
ゲームシステム ★★★ 推理難度は簡単な方。ストーリーを丁寧に追っていれば基本的に詰まることはない。しかし矛盾の突き付け方に様々なアクション性を求められ、それが何気に壁になる。難しいというわけではないが、慣れが必要なので、何度か繰り返しは必要かも。同じジャンルの逆転裁判との差別化を狙ったのかもしれないが、このシステムにする意味はあまり感じられなかった。
音楽 ★★★ 場を盛り上げる良質の音楽だったが、良くも悪くも印象に残らない。いわゆる平均点。やはり同じジャンルの逆転裁判と比べると見劣りしてしまう。質が低いということは全くない。

作品紹介

寸評

記事を書くときに一番困ったのがジャンル。
とりあえず公式からそのまんま引用してきました。
PS4/PSVita用ゲーム「ハイスピード推理アクション」
ダンガンロンパの作品レビューです。

ちなみに私は、vitaの1・2Reload版をプレイしての感想です。

大まかなシステムとしては、かの有名な「逆転裁判」シリーズと
ほぼ似通ったゲーム性となっております。

アドベンチャーパートで証拠や手掛かりを集めて
「学級裁判」で、証言者の矛盾などをつきつけて
真実を解き明かしていくゲームです。

まずこのゲームの最も特徴的な物として、登場人物の多彩さ!
本作品はクローズドサークル内で連続殺人が発生しますが
登場人物の数は、金田一もびっくり、その数なんと16人。
※主人公や進行役含む

そんなに登場人物多くて、覚えられるの?という心配も無用。
登場人物はみんな「超高校級の〇〇」という設定を持っていて
その特徴的な名前・外見・性格から、ほぼ一発で強烈に印象に残ります。

例えば「超高校級のアイドル」「超高級の野球選手」というオーソドックスなものから
「超高校級の占い師」とか「超高校級のギャル」とか、なんじゃそらというものまで。

中でも個人的に最も強烈だったのは
「超高校級の格闘家」である大神さくら。
その外見と設定から、どう見てもパロネタキャラだろ。
1話で退場確定、乙!とか思っていたら
登場人物の中で最もまともな性格で
意外に重要キャラだったっていうことにびっくり。

代わりに意外なキャラが序盤で死んだり…と
物語序盤から、なかなか予想がつく展開にはならないようなストーリーです。

話の軸としては、バトルロワイヤルに代表されるような
登場人物による殺し合いのデスゲームです。

ルールとしては以下の通り。

殺人事件が起こると、犯人を追求する「学級裁判」が開かれます。
裁判終了後に、全員がそれぞれ疑わしいと思う人間に投票します。
最も得票数を得たのが真犯人の場合、犯人だけが処刑されます。
逆に犯人ではない人間に最も多くの投票が集まると
犯人以外の人間が全員処刑、犯人はクローズドサークルから解放されます。

この処刑される時のムービーが、シリアス且つ不気味且つコミカルに仕立てられております。
見てて目を背けたくなるような、リアルで痛々しいものから
「なんじゃそら」みたいな、バカげたコメディっぽいものまで。
どちらにも共通しているのは、とてつもない「不気味さ」が滲み出ています。
このムービーも、大きな楽しみポイントの一つでした。

推理難易度については、簡単な部類に入ると思います。
似たジャンルなので引き合いにばかり出してしまいますが
「逆転裁判」をクリアできるレベルの人なら、難なく解けるレベル。
順当に話を追っていけば、特に引っかかる部分はないでしょう。

ただし、別の部分でひっかかると思います。
ハイスピード推理「アクション」と銘打っているだけ
矛盾を突き付けるには、アクション性が発生します。

簡単に言うとミニゲーム的な感じですね。
タイトル通り、手掛かりや証言などを弾丸に見立てて
矛盾する証言などに向けて発射するようなイメージです。

単純にシューティング要素だけではなく
突然リズムゲー要素も混ざってきたりして
ミニゲームの種類も2~3個くらいあるのですが
私としては、ここは低評価ポイント。

ミニゲーム自体の難易度は決して難しくないのですが
中には慣れが必要なものもあり、1~2回はゲームオーバー前提です。
「謎は分かっているのに、話が進まない」と
話のテンポを悪くしていました。

物語上、そういったゲーム性にする必要性も感じられず。
おそらく似たジャンルとの差別化という意味での試行なのでしょうが
これなら謎解きに集中させて欲しかったなーというのが本音です。

ついでにゲーム性の話に言及するのであれば
各章の大詰めで、事件の真相をまとめる際には
「マンガの空白になっているコマに、正解のコマを当てはめる」
というシステムがとられています。

つまり事件の真相をマンガ仕立てで追っていくわけです。
選べる漫画の「コマ」にはフェイク(使わないもの)もあったりするのですが
これが、文字などが無く絵だけで状況などを読み取らないといけないため
非常にあいまいで分かりにくい。

「なんだよ、この絵?」みたいなコマもあり
こちらも「謎は分かっているのに…」とテンポを崩していました。
この2点は、残念ポイントです。

ただ、このアクションゲーム性を生かしたシステムもあり。
実はキャラの育成システムがありまして
事件が起こる合間に各キャラとのADVパートがあります。
いわゆる、好感度上げシステムです。

各キャラの好感度を上げることで、主人公が成長して
「照準のブレがなくなる」「装填弾丸数の増加」などの
アクションパートに有利なスキルを身に付けることが出来ます。

ADVパートの内容も質が高く
各キャラの魅力や設定などの深みが増すため、中だるみすることはありません。
ここら辺は、上手くシステムを活かせてるなーと感じました。

ただ攻略出来るキャラは10人以上のため
言わずもなが、全キャラコンプリートは周回プレイ前提です。

ラストの真相については
中盤からの流れでなんとなく予想通りだったな~ということはありましたが
物語の展開の意外性などは非常に優秀で、途中で飽きることはありませんでした。

そして、何といっても進行役のモノクマのキャラが強すぎる。
声優が大山のぶ代ということもあるんでしょう。
ドラ〇もんの声で、あんな下衆なセリフを吐かれれば
誰だって、その印象がこびりつくこと間違いありません。

レビューまとめ

普通に良ゲーです。
多少のアクション要素はあるものの
読み物ゲーとして、誰でも楽しめる作品だと思います。

とにかくキャラの作り込みが異常なまでに秀逸。
そういった意味ではキャラゲーといっても差し支えないかと。

モノクマと各章の処刑ムービーだけでも
購入の価値有のゲームだと思います。

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